「あれ? 今なんて言ったんだろう…」「全然聞き取れない…」
英語学習をしていると、そんなリスニングの壁にぶつかること、ありますよね。私も、かつてベトナム・ハロン湾クルーズでオーストラリア人の方の英語が聞き取れず、悔しい思いをした経験があります。
「もう結構イケるかな?」なんて自信を持ち始めた矢先、今度はアフリカから来た方の英語に触れる機会があり、「うわっ、まだまだだ…」と自分の実力不足を痛感させられました。
今回は、そんな私がリスニング力、ひいては総合的な英語力を向上させるために行き着いた、最強の勉強法「音読」についてお話しします。
リスニングの壁を乗り越えるヒント
様々な国の方と英語でコミュニケーションをとる中で、いくつか気づいたことがあります。
「慣れ」と「相手に合わせる」ことの重要性
まず、どんなに聞き取りにくいと感じる英語でも、不思議と1週間から2、3週間ほど一緒に仕事をしていると、だんだん聞き取れるようになってくるんです。これは、相手の話し方の癖やよく使うフレーズが分かってくるからかもしれません。「なるほど、こういうリズムで話すんだな」と掴めてくる感覚です。
また、仕事の場面では、相手の発音になるべく合わせて話すと、相手もこちらの英語を理解しやすくなる、ということも経験的に感じています。相互理解のためには、歩み寄りも大切なんですね。
でも、「慣れ」だけでは限界がある…
ただ、「慣れれば聞き取れるようになる」というのは事実ですが、それだけでは根本的なリスニング力アップには限界があるとも感じていました。「もっと能動的に、どんな英語にも対応できる力をつけたい!」そう考えていた時に、ある勉強法に再び注目し始めました。それが「音読」です。
なぜ今、改めて「音読」なのか?
「音読なんて、学生時代にやったきりだよ」という方もいるかもしれません。私が再び音読に力を入れ始めたのには、いくつかの理由があります。
きっかけはアプリの講義と過去の成功体験
大きなきっかけは、英語学習アプリ「abceed」で見たある先生の講義でした。その先生が音読の重要性を熱く語っているのを聞いて、「これだ!」とピンときたんです。
実は、私自身も高校時代、ずっと70点台で伸び悩んでいた英語のテストが、音読を徹底したことで平均90点以上取れるようになったという成功体験がありました。「そういえば、あの時も音読でブレイクスルーしたんだった…!」と思い出したのです。
H3: 「喋れれば聞き取れる」は真実だった!
さらに、6年ほど前に学んだ「イチロー」さんの英会話スクール(※著名な野球選手とは別の方)でも、「喋れれば聞き取れる」という考え方に触れ、その効果を実感していました。
自分が正しく発音できない音やリズムは、ネイティブスピーカーが話した時に聞き取るのが難しい、というのは理にかなっていますよね。音読は、まさにこの「自分で発音する」練習を通して、リスニング力を鍛えることにも繋がるんです。
音読は英語学習の万能薬?現在の成果と実感
ハロン湾での悔しい経験から、試行錯誤してたどり着いた音読中心の学習法。「友達を作りたい!」という強いモチベーションを原動力に、インプットとアウトプット(実践)を繰り返しています。
時間はかかる、でも効果は着実!
正直、「やっぱり英会話習得には時間がかかるなぁ…」というのが実感です。様々な国の多様な英語の発音に出会い、それを自分で真似てみる。その地道な繰り返しでしか、聞き取る力は伸びていかないのかもしれません。
でも、その効果は着実に現れています。現在、abceedでのTOEIC予想スコアは855点まで到達しました!もちろんこれは予想点ですし、まだまだ完璧ではありませんが、音読を始めてからリスニング力が底上げされた感覚は確実にあります。
まとめ:リスニングに悩むなら「音読」を試してみて!
TOEIC対策はもちろん、総合的な英語力を伸ばす上で、「音読」は非常に効果的なトレーニングだと私は確信しています。まさに「英語学習の万能処方箋」と言っても過言ではないかもしれません。
もしあなたが今、「英語が聞き取れない…」と悩んでいるなら、ぜひ騙されたと思って「音読」を取り入れてみてください。最初は少し大変かもしれませんが、続ければきっと、あなたの英語力は次のステージに進むはずです!
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