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皆さん、英語の発音に自信はありますか?特に日本語話者にとって難しいのが、英語の「あいまい母音」です。これがうまくできないと、話している内容が伝わらないことも。実は私も、過去にこれに手をこまねかせたことがあります。

初めて海外へ旅行したときのこと。レストランで「sheet」(シーツ)と「shit」(下品な言葉)の発音の違いを知らず、間違った単語を使ってしまい、ウェイターから驚かれるという恥ずかしい経験をしました。このエピソードから、発音の違いがもたらす意味の大きさを痛感し、英語の発音練習に力を入れるようになりました。

それから数年、毎日の努力と学びを経て、今ではそのようなミスをすることなく、スムーズに英会話を楽しむことができます。この連載を通して、私の経験や学びを共有し、皆さんの英語の発音向上の手助けができればと思っています。

サッカーでも1㎝にこだわると違う世界が見えるという話を書いたことがあるのですが、英会話も結局こうした細かい部分に目を向けると違った世界が見えてきます。ぜひ、違う世界を見てみてください。

あいまい母音のある単語、知ってますか?

英語の「あいまい母音」、または "reduced vowels" に関連する一般的な例として、以下のような単語が考えられます。知らないと日本語的に発音してしまいがちです。ここでは、/ɪ/ と /i:/、/ʊ/ と /u:/、/ə/ と他の母音の比較を中心にしています。あいまい母音を示す部分を 太字 で表示します。ぜひチェックしてみてください。

1./ɪ/ vs. /i:/

  • bit /bɪt/  vs.  beat /bi:t/ (bit と beatの違い)

2./ʊ/ vs. /u:/

  • foot /fʊt/  vs.  food /fu:d/ (foot と foodの違い)

3./ə/ (通常、強勢のない音節に現れる "schwa" と呼ばれる音)

  • sofa /ˈsəʊfə/ (ソフ ア?)
  • about /əˈbaʊt/ (バウト ア?)
  • different /ˈdɪfərənt/ (ディフレント ア?)

  • common /ˈkɒmən/ (コモン モ?)
  • chocolate /ˈʧɒkəlɪt/(チョコレート チョ?)
  • support /səˈpɔ:rt/ (サポート ポ?)
  • memory /ˈmɛməri/ (メモリー モ?)

「あいまい母音」とは、特定の言語や方言において、他の母音とは異なる特定の発音を持たない、または弱められた母音を指します。英語の「schwa」はその典型的な例で、非強勢の音節に現れることが多いです。

『あいまい母音』とは?私が学んだこと。

  1. あいまい母音の概念:基本からのスタート
  2. 日本語と英語:母音の違いを知る
  3. 英語のあいまい母音の例:実際の単語で見る違い
  4. 日本人が陥りやすい発音の罠:あいまい母音の克服法
  5. 発音練習のポイント:日常のビジネスシーンで役立つテクニック
  6. 効果的なリスニング練習:あいまい母音を正しく聞き分ける
  7. 結び:発音向上のための継続的な学びの重要性

『あいまい母音』とは?30代ビジネスマンのための英語発音ガイド

皆さん、こんにちは。先日、世界一の英会話講師から非常に興味深い英語の発音に関する学びを得る機会がありました。その中で私が特に印象に残ったのが『あいまい母音』に関する部分。今日は、その知識を皆さんと共有したいと思います。

1.あいまい母音の概念:基本からのスタート

母音とは、音声が滑らかに流れる音のことを指します。私たち日本人にとって馴染み深いこの言葉ですが、英語の母音には"ambiguous"あるいは"vague"という、言い換えれば「あいまいな」母音が存在するのです。

このあいまい母音とは、文脈によって発音が変わる母音のこと。具体的な例を挙げると、英語の "ship" と "sheep" の中の "i" の音です。これは私も初めて学んだ時、正直「え?」と思った部分です。

1.bit /bɪt/  vs.  beat /bi:t/ (bit と beatの違い)

これは具体的に書くと、日本語ではどちらとも「ビット」もしくは「ビート」という感じですが、とくにbeat の方は、「ビィィィト」という感じです。よく、外国人の方が、【believe】のことを、ビリィィィーーーブと発音してますよね。

あれと同じような感じです。日本語では同じ「イ」でも英語では、2種類となるのです。一つがい曖昧母音。一つがイを強調したような形です。

2.foot /fʊt/  vs.  food /fu:d/ (foot と foodの違い)

これは具体的に書くと、日本語ではどちらとも「フット」もしくは「フード」という感じですが、とくにfood の方は、「フゥゥゥド」という感じです。よく、外国人の方が、【Good】のことを、グーーードと発音してますよね。

あれと同じような感じです。日本語では同じ「ウ」でも英語では、2種類となるのです。一つがい曖昧母音。一つがウを強調したような形です。

このあいまい母音の存在を理解することで、英語の発音が格段に自然になるのです。私自身、ビジネスの場でのコミュニケーションの際にも、この発音の違いが信頼関係を築く上で非常に重要であることを実感しています。

次回は、日本語と英語の母音の違いに焦点を当てて、さらに深くこのテーマに迫っていきたいと思います。

次は日本語と英語の母音の違いについてお話ししたいと思います。

2.日本語と英語:母音の違いを知る

日本語の母音は相対的にシンプルです。私たちは「あ、い、う、え、お」という5つの基本的な母音に慣れ親しんでいます。一方、英語の母音はこれよりも複雑。ショートバージョンとロングバージョン、さらにはあいまい母音が存在し、合計15個存在するため、総数が日本語のそれを上回ります。

特に、「あ」や「う」のような日本語の母音は、英語の母音とは異なる音の位置や口の形を必要とします。例えば、英語の "cat" と "cot" の "a" と "o" の音。これらは日本語の「あ」や「お」とは微妙に異なる発音となります。

3./ə/ (通常、強勢のない音節に現れる "schwa" と呼ばれる音)

  • sofa /ˈsəʊfə/ (ソフ ア?)
  • about /əˈbaʊt/ (バウト ア?)
  • different /ˈdɪfərənt/ (ディフレント ア?)

上記に記した単語のアの部分はつい「ア」と発音してしまいがちです。ですが、あいまい母音という認識をしてアとは違う音だと理解して、発音するようにすると一気に英語らしい発音になってきます。

日本語で「ア」に該当しそうな母音が英語では4つあります。

まず、そこに日本人としての間違いが存在します。4つの発音が存在しているのにすべて「ア」でかたをつけてしまおうとするからつたわらないのです。この4つの違いを違うように発音できれば、会話はがぜん通じるようになってきます。

その4つとは以下の通りです。

[ӕ]、[ɑ]、[ʌ]、[ə]

具体的には、

1.[ӕ] :「cat」や「apple」

2.[ɑ] :「father」や「car」

3.[ʌ] :「cup」や「luck」

4.[ə] :「sofa」や「different」

この4番のものをもう少し深掘りしていうと、多くの単語の弱勢の音節に現れます。以下がその例です:

  1. sofa - この単語の二番目の音節の「a」
  2. banana - この単語の最初と最後の音節の「a」
  3. doctor - この単語の二番目の音節の「o」
  4. problem - この単語の二番目の音節の「e」
  5. about - この単語の最初の音節の「a」

このように、弱勢の音節の中に現れる時、多くの母音はこの[ə]の音になります。

このような違いを認識することは、英語の発音をより正確に、そして自然にするための第一歩です。私もビジネスの場でのコミュニケーションにおいて、この微妙な発音の違いが相手との信頼関係を築く上で非常に有効であることを実感しています。

実際の音を聞いていきましょう。

1.[ӕ] :「cat」や「apple」
cat
apple
2.[ɑ] :「father」や「car」
father
car
3.[ʌ] :「cup」や「luck」
cup
luck
4.[ə] :「sofa」や「different」
sofa
different

次はさらに進んで、英語のあいまい母音についての具体的な例を取り上げていきたいと思います。

3.英語のあいまい母音の例:実際の単語で見る違い

英語の「あいまい母音」とは、特定のアクセントや地域によって微妙に発音が変わる、または二つの母音の間の音として存在するものを指します。これらの母音は、特に英語を学ぶ際に混乱を引き起こす要因の一つとなります。

例として、"ship" と "sheep" の違いを考えてみましょう。"ship" の "i" は短い母音で、"sheep" の "ee" は長い母音です。しかし、これらの音は非常に似ているため、区別するのが難しい場合があります。

また、"cot" と "caught" の "o" の音も、一部の英語圏ではほとんど同じように発音されますが、他の地域では明確に異なる発音となります。

このような微妙な発音の違いは、リスニングやスピーキングの際に誤解や混乱を生む可能性があります。特に私たちビジネスマンにとっては、正確なコミュニケーションが求められるシチュエーションが多いため、これらの違いを正しく理解し、練習することが不可欠です。

それでは次は、私たち日本人が特に注意すべき、あいまい母音に関連する発音の罠とその克服方法に焦点を当てていきます。

ShipとSheep、実践例

Ship の発音
Sheep の発音

4.日本人が陥りやすい発音の罠:あいまい母音の克服法

日本人が英語を学ぶ際、特に発音に関する多くの課題が浮き彫りになります。その中でも、「あいまい母音」に関する発音は一層の注意が必要です。以下、よくある罠と、それを克服する方法をいくつか紹介します。

  1. "bit" と "beat" の区別:日本人はこれらの音を混同しやすいですが、前者は短く、後者は長い母音として発音することで、明確に区別します。
  2. 「R」の音とあいまい母音:英語の "bird" のような単語は、日本人にとって発音が難しいです。ここでの "ir" は、あいまい母音の一例です。このような音は、舌を硬口蓋に近づけて発音することで、英語特有の音を出すことができます。
  3. 練習の際の音の長さ:日本語の発音は一定のリズムを持っていますが、英語の発音は変動します。特に、あいまい母音の練習では、音の長さを変えて練習することが重要です。

克服の方法としては、以下のようなアプローチが考えられます。

  • 母音の長さに意識を向ける:特に "bit" と "beat" のような単語を繰り返し発音し、その違いを体感することが必要です。
  • リスニング練習を重ねる:日常的に英語の音声教材や映画、ドラマを利用して、あいまい母音の発音を耳で確認します。
  • 発音練習の際に録音する:自分の声を録音して再生し、母音の発音をチェックすることで、自分の弱点を明確に把握することができます。

5.発音練習のポイント:日常のビジネスシーンで役立つテクニック

  1. 実際のビジネスシチュエーションを模倣する:会議やプレゼンテーション、電話会議など、実際のシチュエーションを想定してロールプレイを行う。これにより、緊張感の中での発音練習が可能となります。
  2. フレーズを繰り返し練習する:特定のフレーズや文を選び、それを繰り返し発音することで、口の形や舌の位置を自然に覚えることができます。
  3. ミラー練習:鏡を使い、発音時の口の動きや舌の位置を確認します。これにより、正しい発音の形成を目指すことができます。
  4. 相手のリアクションを観察する:ビジネスの場で実際に英語を使用する際、相手のリアクションをしっかりと観察し、自身の発音や強弱に問題がないかを確認します。
  5. 毎日のルーチン化:発音練習は継続が鍵です。毎日の習慣として取り入れることで、自然に正確な発音が身につくようになります。
  6. ネイティブとの会話を増やす:実際にネイティブとの会話を増やすことで、あいまい母音の使われ方を体感するとともに、自分の発音を修正する機会も増えます。

以上が、私が日常のビジネスシーンで特に役立つと感じる発音練習のテクニックです。次はあいまい母音を正しく聞き分けるためのリスニング練習法について触れていきます。

6.効果的なリスニング練習:あいまい母音を正しく聞き分ける

  1. ネイティブの音声を繰り返し聞く:特にあいまい母音を多く含む単語やフレーズを何度もリピートして聞くことで、その音の違いを感じ取る耳を養います。
  2. ミニマルペア練習:似たような発音を持つ単語をペアにして聞き、どちらの単語が発音されたかを当てる練習を行います。例えば、「ship」と「sheep」などです。
  3. 英語の歌や映画を利用:歌や映画にはリアルな発音やイントネーションが含まれているので、これを利用してあいまい母音の聞き分けを練習します。
  4. スロー再生機能を使う:多くの動画や音声教材にはスロー再生機能が付いています。これを利用して、あいまい母音の部分をゆっくりと何度も聞くことで、聞き取りの精度を上げます。
  5. シャドーイング:ネイティブスピーカーの音声を聞きながら、同時に発音を真似ることで、耳と口の連動を鍛えます。
  6. あいまい母音を特定してリスニング:英語のニュースやポッドキャストなどを聞く際に、特定のあいまい母音に注目して聞く練習を行います。
  7. フィードバックを求める:英語のネイティブスピーカーや教師、友人に、自分の発音やリスニングの問題点についてフィードバックをもらうことで、改善点を特定します。

以上が、私が特に効果的だと感じるあいまい母音のリスニング練習法です。

7.まとめ:発音向上のための継続的な学びの重要性

  • 復習の大切さ:新しいことを学ぶ際、一度学んだだけでは忘れてしまうことが多いです。定期的な復習を行い、知識やスキルを定着させることが大切です。
  • 毎日の継続:発音向上のためには、短い時間でも良いので、毎日継続して練習することが鍵となります。
  • 実践を大切に:学んだ知識や技術は、実際の会話やビジネスシーンでの発音練習に活かすことが大切です。実践を通して、自分の発音の良い点や課題を見つけ、改善していくことができます。
  • 外部からのフィードバック:自分の発音に自信がない場合や、改善点が見つからない場合は、英語の先生やネイティブの友人などにフィードバックを求めることで、新たな視点やアドバイスを得ることができます。
  • 永遠の学び:言語は生き物のように変化していきます。新しい単語やフレーズ、発音が登場することも。だから、学びを継続する姿勢が大切です。

最後に、発音の向上は一夜にしては達成できません。しかし、継続的な努力と学びを通して、少しずつでも進歩していけることを信じてください。

とにかくまずは実践してみる?

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