3ヶ国語話せる人は、日本にはほとんどいないって信じられる? | 【海外赴任】英会話の上達・生産性UPに徹底的にこだわってみた

3ヶ国語話せる人は、日本にはほとんどいないって信じられる?

英会話ネタ

トリリンガル日本人の割合は? 3ヶ国語話者の希少性と可能性

「日本で3ヶ国語話せる人って、どれくらいいるんだろう?」
「トリリンガルって聞くけど、実際に会ったことないかも…」

街中で様々な言語を耳にする機会は増えましたが、実際に3つ以上の言語を自由に操る日本人、いわゆる「トリリンガル」はどのくらいいるのでしょうか?

この記事では、日本におけるトリリンガルの割合やその希少性、そして多言語を話せることの価値について、最新の状況を踏まえながら分かりやすく解説します。

日本の言語状況:「ほとんどが日本語だけ」って本当?

まず、日本の全体的な言語状況を見てみましょう。

日本語が中心の社会環境

日本では、日常生活のほとんどが日本語で完結します。教育、仕事、行政サービスなど、あらゆる場面で日本語が主要なコミュニケーション手段です。「外国語を使わなくても、特に困らないんだよね」と感じる人が多いのは、自然なことかもしれません。

学校教育では英語が重視されていますが、それ以外の言語に触れる機会はまだ限られています。こうした環境が、多くの日本人にとって「まずは日本語、そして少し英語」という状況を生み出している一因と言えるでしょう。

「英語すら苦手…」という現実も

前回の記事(→日本人で英語を喋れる割合は?)でも触れたように、国際比較で見ると日本人の英語力はまだ高いとは言えません。第二言語である英語の習得ですら多くの人が苦労している現状を考えると、第三言語、第四言語となると、そのハードルはさらに高くなります。

3ヶ国語話せる「トリリンガル」日本人の割合は?

では、本題の「3ヶ国語話せる日本人」は、具体的にどのくらいの割合で存在するのでしょうか?

正確な統計は難しいけれど…「非常に少ない」は確か

実は、日本国内で「3ヶ国語以上を話せる人」の正確な割合を示す公的な統計データを見つけるのは非常に困難です。調査方法や「話せる」のレベル定義によって数字が大きく変わってしまうためです。

しかし、様々な状況証拠から、その割合が極めて低いであろうことは推測できます。以前、「トリリンガルは人口の3%程度」といった情報も見られましたが、その明確な根拠を見つけるのは難しく、実態としてはもっと少ない可能性も十分に考えられます。「やっぱり、そんなにいないんだ…」というのが実感に近いかもしれません。

なぜトリリンガルは「超レア」なのか?

トリリンガルがこれほど少ないのには、いくつかの理由があります。

  • 習得の難しさ: 新しい言語を流暢に話せるレベルまで習得するには、膨大な時間と努力が必要です。3つとなると、その負担は単純計算以上にかかることも。「一つでも大変なのに、三つなんて…!」
  • 必要性の低さ: 前述の通り、日本国内で生活する上で、3つ以上の言語を使いこなす必要性に迫られる場面は限定的です。
  • 教育環境: 学校教育で多言語を深く学べる環境がまだ十分に整っているとは言えません。

こうした背景から、日本においてトリリンガルはまさに「レア」な存在となっているのです。

どんな人がトリリンガルになるの?その背景を探る

では、数少ないトリリンガルの人々は、どのような背景を持っているのでしょうか。

国際的な環境で育った人々

  • 親が国際結婚: 家庭内で複数の言語が日常的に使われる環境。
  • 海外での長期滞在経験: 幼少期や学生時代に海外で暮らし、現地の言語と英語などを自然に習得。
  • 多言語国家からの移住者: 母国で複数の言語を話すのが当たり前の環境から日本へ来た人々(※この場合は「日本人」の定義によります)。

特定の職業や強い目的意識を持つ人々

  • 国際機関や外資系企業勤務: 業務上、複数の言語能力が必須となる職業。
  • 通訳・翻訳家、語学研究者: 言語そのものへの強い探求心や専門性を持つ。
  • 個人的な強い学習意欲: 純粋な知的好奇心や異文化への関心から、独学や留学などで複数の言語を習得した努力家。「好きこそ物の上手なれ、かな」

トリリンガルは「宝の山」?多言語能力の価値

トリリンガルが希少であることは分かりましたが、多言語を話せることにはどのような価値があるのでしょうか。

広がるコミュニケーションと視野

異なる言語を話せるということは、それだけ多くの人々と直接コミュニケーションが取れるということです。文化や価値観の異なる人々と深く交流することで、視野が広がり、物事を多角的に捉える力が養われます。「世界が広がる感じがする!」

キャリアにおける大きなアドバンテージ

グローバル化が進む現代において、複数の言語を操れる人材は非常に貴重です。「英語はできて当たり前」となりつつある中で、さらに第三言語が加われば、就職や転職、ビジネスチャンスにおいて大きな武器となります。まさに「宝の山」と言えるスキルです。

思考の柔軟性と問題解決能力

複数の言語構造や表現方法を知ることは、思考の柔軟性を高めると言われています。物事を様々な角度から考え、より創造的なアイデアを生み出したり、複雑な問題を解決したりする能力にも繋がる可能性があります。

まとめ:希少なトリリンガル、その可能性に目を向けよう

日本において、3ヶ国語以上を話せるトリリンガルは、現状では非常に希少な存在です。その背景には、日本の社会環境や教育、言語習得そのものの難しさがあります。

しかし、グローバル化が加速し、多様な価値観が求められるこれからの時代において、多言語能力は個人の可能性を大きく広げる「宝」となり得ます。

「自分には無理かも…」と思うかもしれませんが、まずは第二言語である英語、そして興味のある第三言語に少しずつ触れてみることから、新しい世界が広がるかもしれませんね。ちなみに、ベトナムでは普通に、日本語も話せる人はたいてい英語も話せました。

最近Youtubeでも見かけますが、二言語話せる人はかなりの確率で、三言語、もしくはそれ以上話せるようになるのだと思います。そういえば、よくしゃべるひとは、英語も得意です(笑)

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