ベトナムの世界遺産・ハロン湾クルーズで英語力試し!相席ディナーで気づくリアルな壁と成長 | 【海外赴任】英会話の上達・生産性UPに徹底的にこだわってみた

ベトナムの世界遺産・ハロン湾クルーズで英語力試し!相席ディナーで気づくリアルな壁と成長

海外駐在・旅行体験談

ベトナムが誇る世界遺産、ハロン湾。大小さまざまな奇岩が海から突き出す神秘的な風景は、何度見ても心を奪われます。「まるで水墨画の世界みたいだなぁ」と感じる、本当に美しい場所です。

さて、そんなハロン湾を満喫するなら、クルーズ船でのツアーが断然おすすめ!特に、船上で一泊するツアーは、景色を堪能できるだけでなく、あなたの英語力を試す絶好のチャンスになるかもしれません。

定番アクティビティ満載!ハロン湾クルーズの魅力

私自身、ハロン湾クルーズには już (もう) 5回ほど参加しています。どのツアーも大体内容は似ていて、主に以下の3つが大きな柱になっています。

ハロン湾クルーズの定番アクティビティ

  1. 巨大鍾乳洞の探検: ライトアップされた幻想的な洞窟内を、たっぷり1時間ほど歩いて探検します。
  2. カヤック体験: 穏やかな湾内を自分のペースで漕ぎ進み、奇岩を間近に感じられます。
  3. ビーチでのんびり&展望台: 白い砂浜でリラックスしたり、展望台からハロン湾の絶景を一望したり。

これだけでも十分楽しいのですが、1泊ツアーになると、これに加えて真珠の養殖場見学や、夜の船上パーティなどが付いてくることが多いです。「せっかくなら、どっぷりハロン湾を楽しみたい!」という方には1泊がおすすめです。

英語力試しの本番!忘れられない1泊クルーズの夜

そして、英語の腕試しをしたい、実践的な会話力をつけたいと思っているあなたにこそ、私はこの1泊クルーズを強くおすすめします!

運命の?相席ディナー

私が初めて一人で1泊クルーズに挑戦した時のこと。夜のディナータイムは、他の参加者との相席でした。私のテーブルは6人掛けで、オーストラリアから来た親子2人組と、カナダから来た3人組、そして私。まさに国際交流のテーブルです!

駐在して1年ほど経っていたこともあり、最初の自己紹介や趣味の話くらいは、なんとかついていけました。「よしよし、いい感じだぞ」と、内心少しホッとしていたんです。

英語が「音」に変わる瞬間…

しかし、食事が進み、皆にお酒が入ってくると状況は一変。会話のスピードはどんどん上がり、話題も「昔行った旅行先での面白エピソード」や「最近の為替レートの影響ってどう思う?」といった、より複雑な内容へ…。

「あれ…? なんか、みんなの言ってることが、だんだん分からなくなってきたぞ…?」

自己紹介や趣味といった”定型文”で乗り切れた時間は、わずか1時間ほど。そこからは、まるでTOEICのリスニングで集中力が切れた時のような状態に陥ってしまいました。言葉が言葉として認識できず、ただの「音」として右から左へ流れていく感覚。特に後半、主に話していたオーストラリア親子の方の英語は、私の理解度30%程度…。

「これが一番嫌いな日本人像だ…」悔しさで顔が引きつる

理解できないから、会話に入れない。ただただ、ひたすら愛想笑いを浮かべるしかない。「あぁ…これ、私が一番なりたくなかった、”Yes”と”Sorry?”しか言えない日本人そのものじゃないか…!」と、猛烈な自己嫌悪に陥りました。

何度も会話の隙を狙って何か言おうと試みましたが、一度止まってしまった流れに再び乗るのは本当に難しい。結局、まだ皆さんが話している途中でしたが、「Sorry, excuse me…」と、そそくさと席を立ってしまったのです。

あの時、愛想笑いをしすぎて、頬が引きつっていた感覚を今でも思い出します。「オーストラリア英語は訛りが強いから…」なんて言い訳も思い浮かびましたが、問題はそこだけではないことは、自分自身が一番よく分かっていました。

悔しさをバネに!英語学習への情熱再燃

このハロン湾でのディナーは、私にとって大きな転機となりました。自分のリアルな英語力を痛感させられ、「もっと話せるようになりたい!」という気持ちが、以前にも増して強くなったのです。

私の英語学習の目的は、仕事のためだけではありません。一番は「世界中の人と友達になりたい」から。そのためには、テストで点数を取るための英語だけではなく、もっと多様でリアルな英語に触れる必要があると痛感しました。

この日を境に、YouTubeで様々な国の人のインタビュー動画を見たり、色々なアクセントの英語を聞いたりするようになったのです。あの悔しい経験が、今の私の英語学習へのエネルギーになっています。

ハロン湾の1泊クルーズは、美しい景色だけでなく、教科書では学べないリアルな英語コミュニケーションを体験できる貴重な場所です。もしあなたが英語学習者なら、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?きっと、忘れられない経験と、新たな学習へのモチベーションが得られるはずですよ!

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