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【生まれかけの卵、ホビロン】ベトナムでの食べ方と値段とは?

日本では卵と言えば普通に中、ゆで卵として食べるだけですが、ベトナムではうまれかけの卵を食べる習慣があります。

私はそのようなものは絶対に食べれないと思っていたのですが、昨日は間違いました。

メニューは相変わらずベトナム語オンリーでよくわからないので、Google翻訳でメニューを見ているとうずらの卵というのがありました。

もともとうずらの卵が大好きだった私としてはラッキーとおもい、何も考えず即、頼みました。

すると写真のようにたくさんのうずらの卵が出てきました。

中華丼ではうずらの卵と言えば、多くても3つ位。

ざるそばについてくるものは基本1つ。

というわけで、こんなにでてくると嬉しいもんです。

しかも今回のうずらの卵の値段は35,000 VND 、つまり200円弱。

嬉しいなぁと思いながら食べるにいたりました。

さっそくたまごの皮をむき始めると中からは何やら真っ白でない変な色が出てきます。

よく見れば何か目のようなものも見える気がします。

そうなんです生まれ牡蠣の卵だったんです。

うわーと思いながらも頼んだものはしょうがないと思い皮をすべてむいて食べることに。

よく卵を見ずに食べてみると味はほとんどゆで卵に近い感じでした。

ただ口の中で「あーこれは胴体かなぁ」とわかるような感触がありました。

「ごめんなさい」と思いながらも、あまりにもたくさんお皿にのっているので、次にチャレンジ。

次は本当にこの食べ方で良いのか、店員さんに聞くと「カラをちょっと割ってフォークで刺して取り出して、取り出したものを、赤いたれにちょんちょんとつけて食べる、」とジェスチャーで言われたので、食べ方が分かり、次からはフォークをさして食べるようになりました。

ただこれが、なかなかフォークで刺すと言うのも抵抗あります。途中からはこれは鶏肉なんだと頭で思う思い込んでさすようにしました。

これもベトナムでの経験としては良いだろうと思いながらのチャレンジ。だけど、見た目はとにかくいわゆるゲテモノですし、食べてみても何やら想像できてしまうところもあるので、なかなかハードルが高い料理でした。

ただ、ベトナムにいる限りはいちどチャレンジしてみたらいいと思います。

ちなみに以前は食べれなくて、ベトナム人の知り合いがビールを飲むときに、カラを1部分だけ割って、「チュ~」っと吸ってたべていたのが印象的でした。

しかもそのあとも、「チュ~」「チュ~」「チュ~」と次々とたべていたので、卵ってそんなもんなのかと思いながら見ていたことも思い出します。

なお、今回うずらの卵と一緒に何やら草が出てきていたのですが、後から調べるとこれはコリアンダーと呼ばれる草のようで、草というかハーブで一般的には血糖値を上昇するのを抑えたり、抗酸化作用があったり、心臓疾患のリスクを下げる効果などがあるとのことです。

まぁ体には良いようです。

ちなみにこの生まれたての卵は滋養強壮に良いと言うことで、なおかつアンチエイジングにも効くと聞いたこともあります。

日本でも赤ちゃんをそだてる胎盤には赤ちゃんを育てるための栄養素がたくさん入っているので、美容にもいい、といったことも聞いたことがありますので、実際いいところはあるのだと思います。

にしても見かけだけはちょっときつかったです。

ちなみにこの店はこのうずらの卵以外にチャーハン及びアサリの酒蒸しのようなものを頼んだのですが、チャーハンが5万ドン(300円弱)、アサリの酒蒸しも5万ドンとなかなかコスパ的には良い店でした。

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