veryの後ろ、形容詞だけ?【副詞・名詞もOK】意外な使い方で表現力UP! | 【海外赴任】英会話の上達・生産性UPに徹底的にこだわってみた

veryの後ろ、形容詞だけ?【副詞・名詞もOK】意外な使い方で表現力UP!

英語表現・ニュアンス解説


「very = とても」って、中学校で最初に習う英単語の一つですよね! “very happy” (とても幸せ)、”very fast” (とても速く) のように、形容詞や副詞を強調する便利な言葉として、皆さんもよく使っていると思います。

でも、「very の後ろには形容詞か副詞が来るもの」と思い込んでいませんか?

実は、very にはもっと驚きの使い方があるんです! 私も最近、英語で漫画を読んでいて「えっ、very の後ろに名詞が来てる!」と新鮮な発見がありました。

この記事では、very の基本的な使い方から、ちょっと意外な「very + 名詞」のパターンまで、例文を交えながら分かりやすく解説します。very の持つ多様性を知って、あなたの英語表現をもっと豊かにしませんか?

very の基本:形容詞・副詞を「とても」強調!

まずは、おさらいから。very が形容詞や副詞の前に置かれて、その意味を強める基本的な使い方を見ていきましょう。これは英語学習の基礎中の基礎ですね!

パターン1:very + 形容詞

感情や状態を表す形容詞の前に very を置くと、「すごく」「非常に」とその度合いを強調できます。

・very happy (とても幸せ)
 She was very happy to receive the award.
 (彼女は賞を受け取ってとても幸せでした。)

・very tired (とても疲れた)
 After working all day, he was very tired and went straight to bed.
 (一日中働いた後、彼はとても疲れてすぐに寝ました。)

・very important (とても重要な)
 It is very important to stay hydrated, especially in hot weather.
 (特に暑い天気の時には、水分補給を続けることがとても重要です。)

・very beautiful (とても美しい)
 The sunset over the ocean was very beautiful, painting the sky with vibrant colors.
 (海の上の夕焼けはとても美しく、空を鮮やかな色で彩っていました。)

パターン2:very + 副詞

動作の方法や頻度などを表す副詞の前にも very を置くことで、同様に意味を強調できます。

・very quickly (非常に速く)
 She finished her homework very quickly.
 (彼女は宿題をとても早く終わらせました。)

・very well (とても上手に)
 He plays the piano very well.
 (彼はピアノをとても上手に弾きます。)

・very carefully (非常に注意深く)
 She painted the picture very carefully.
 (彼女は絵をとても丁寧に描きました。)

・very often (とても頻繁に)
 They visit their grandparents very often.
 (彼らは祖父母をとても頻繁に訪ねます。)

驚きの使い方! very + 名詞 のパターン

さて、ここからが本題です。「very の後ろに名詞?」と驚くかもしれませんが、特定の状況で very は名詞の前に置かれて、特別な意味を付け加えることができるんです!

これは学校の教科書ではあまり詳しく習わなかったかもしれませんが、ネイティブの会話や読み物では意外と登場します。

「まさにその~」「ちょうどその~」を意味する a very / the very + 名詞

名詞の前に the very や this very, that very を置くと、「まさにその」「ちょうどその」のように、特定の名詞をピンポイントで強調する働きをします。時間や場所、物事を特定する際に便利です。

・the very end (まさにその終わり=最後の最後まで)
 They fought until the very end.
 (彼らは最後の最後まで戦いました。)

・the very beginning (まさにその始まり=最初から)
 We need to start from the very beginning.
 (まさにその最初からやり直す必要があります。)

・the very thing (まさに求めていたもの)
 This dictionary is the very thing I was looking for!
 (この辞書は、まさに私が探していたものだ!)

・this very moment (まさにこの瞬間)
 I’m busy this very moment.
 (私は、ちょうど今この瞬間、忙しいんだ。)

「本当の」「~そのもの」を意味する the very + 名詞 / 形容詞的用法

少し文語的、あるいは強調したい場面で、the very + 名詞 が「(他の何ものでもない)〜そのもの」「本当の」といったニュアンスで使われることもあります。

・the very idea (その考えそのもの)
 The very idea of it is absurd.
 (それについての考えそのものが、ばかげている。)

・the very thought (それを考えること自体)
 The very thought of it makes me happy.
 (それを考えるだけで私は幸せになります。)

私の発見:「漫画で見つけた very + 名詞!」

実は私も最近、趣味で『【推しの子】』や『ONE PIECE』、『ホイッスル!』といった漫画を英語版で読んでいるのですが、そこで「あれ? very の後ろに名詞が来てるぞ?」という場面にいくつか出会ったんです。

例えば、「まさにその場所で…」のような表現で at the very spot が使われていたり。学校英語ではあまり意識していなかった使い方だったので、「へぇー、こんな言い方もあるんだ!」と、とても新鮮に感じました。調べてみると、意外と普通に使われる表現だと知り、二度びっくり(笑)。日本語の「まさにその~」という感覚に近い気がして、面白いですよね。

まとめ:very を使いこなして表現豊かに!

いかがでしたか? very は単に形容詞や副詞を強調するだけでなく、

・形容詞を強調する (very happy)
・副詞を強調する (very quickly)
・名詞を強調して「まさにその~」と特定する (the very end)
・名詞を強調して「~そのもの」という意味合いを持たせる (the very idea)

など、驚くほど多様な働きを持っています。「very の使い方は『とても』だけじゃない!」と知っているだけで、英語の理解度が深まり、表現の選択肢もぐっと広がります。

ぜひ、今回学んだ very の使い方を意識して、英会話やライティングに取り入れてみてください。あなたの英語が、より豊かで生き生きとしたものになるはずです!

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