昨日、ホッと一息ついた夜飯時にブンハイサンと呼ばれるベトナム風海鮮麺を食べながら来て間もない頃のつらい体験を思い出した。
当初、ベトナムに来た時に、麺と一緒に出される野菜、そして葉っぱ、は日本におけるサラダのようなもので、別々に食べるものだと思い混んでいた。
麺と一緒に食べると、とれたての葉の香りも相まって、店によってはシャキシャキ感まであり、とても美味しく食べられるのだが、そんなことを知ったのはコロナの影響が減り、他の人の食べかたを見れるようになってから。
本来、麺に一緒に入れて食べるものだから、野菜につけるべき、マヨネーズやドレッシングはない。100歩譲って、何やら机の上にある赤い液体をかけても辛いだけ。
下記写真の一番左が赤くて辛いやつ。豆板醤のようでもあるが日本のそれとはまた違う。。。
ベトナムの方は何て菜食好きなんだ。私には無理!そんなことを思いながら、
「残してはいけない」
という、日本人としての誇りだけで、涙ながらに野菜(葉っぱ含む)をそのまま食べたことを思い出す。
あとからしらべてみると、この野菜とは、香草、もやし、バナナの花と空芯菜の千切りといったたぐいのものであったのだが、日本の方であれば、もやしを何もつけずに食べることを想像してみればそのつらさがわかると思います。
皆様、ベトナムの麺についてくる野菜は麺に入れて食べるものです。ぜひ覚えておいていただければと思います。
ちなみに、ベトナム風の麺といっても
1.フォー
2.ブン
3.フーティウ
と今、思いつくだけでも3つ挙げられますが、1番のフォーだけは、野菜が別皿で提供されることはなく、フォーボーといえば、牛肉がトッピングされ、フォーガーといえば、鶏肉がトッピングされます。
そんなこともあり、1ヶ月の隔離生活の間、朝食はこの麺類が多かったのですが、フォーの時だけは、別皿の野菜がなかったので、ガンガン食べることができたことが今更ながら笑い話として思い出されます。
ちなみに以下の写真はフォーティンとよばれるフォーで有名なチェーン店のフォーです。このようにフォーには別皿の野菜はなく全て麺にしこまれてきます。
思い込みには気をつけなければ。。。
そんな、海外での気を付けるべき【基本のき】をおもいだしました。