海外駐在・出張で痛感した、英語表現の重要性
海外駐在中や海外出張中に、英語での会議や打ち合わせに参加する機会が増えました。
完璧な英語を話す必要はありませんが、ちょっとした一言を知っているだけで、
スムーズにコミュニケーションできる場面がたくさんありました。
この記事では、実際に私が現場で本当に役立った英語表現を7つご紹介します。
これから海外駐在や出張を控えている方にも、きっと役立つはずです!
めちゃくちゃ簡単なことばかりですが,そんなフレーズで役に立つんだということに実感してほしいので今回はここに記載します
海外駐在中に本当に役立った英語表現7選
1. I have 1 item.
- 【意味】:1つ意見があります
- 【使った場面】:会議で自分の意見を述べるとき
- 【ポイント】:
- シンプルに「発言したい」とアピールできる便利な表現。
- 「I have something to say.」や「I’d like to add one point.」も使われるが、「I have 1 item.」はビジネスの場で特に伝わりやすい。
私は今では、メールでもこのフレーズをよく使います。何か資料をもらってメールで意見を返す時にまずこのフレーズを使って私の意見が1つなのか2つなのか3つなのか?ということを明確にしてから自分の意見をシンプルに記載しています。
2. What is your opinion?
- 【意味】:あなたの意見は何ですか?
- 【使った場面】:チームメンバーに意見を求めるとき
- 【ポイント】:
- 「What do you think?」よりもフォーマルな印象。
- ミーティングや公式な場面で特に適している。
これは仕事で出会う若手にも言うのですが、これは私の心がけていることで、必ず相手の考えを聞きます。日本的な考えに染まっていることもありうるので必ず相手の意見を聞くためにこのフレーズを用意しておきます。
昔、日本の常識、世界の非常識ってよく言いましたよね。
どちらが、正しいのか? ということではなく確認して議論することが必要だと考えます
3. What do you think?
- 【意味】:どう思いますか?
- 【使った場面】:打ち合わせや日常会話の中で、相手に意見を尋ねるとき
- 【ポイント】:
- フレンドリーで親しみやすい表現。
- 上司や取引先でも、親しい関係なら自然に使える。
さっきのWhat is your opinion はメールで使うことが多くて こっちの表現は会話で使うことが多いです。使う主旨は一緒です。海外で働いていると日本の代表という感じがしてきます。日本人は必ず、相手の考えもきく人間だ、と思われたいのもあって私は必ず使うことを心がけています。
4. We shall follow the Japanese rule.
- 【意味】:日本のルールに従いましょう。
- 【使った場面】:どちらのルールに従うかを決める場面で
- 【ポイント】:
- 「shall」はフォーマルな響きがあり、提案や合意を強調できる。
- カジュアルに言いたい場合は「Let’s follow the Japanese rule.」でもOK。
Shall というのが、日本にいたときは Shall we dance? のイメージしかなかったのですが、仕事をしていてあるとき同僚が、文章で 「必ず~にしなければならない」という表現を出すときに、Should ではなく、Shall を使うべきだし、Shall をみたら必ずしなければならないことなのです、というようなことを言っていて、その時以来、「~すべき」と自分の意見を強調していうときはこのShallの表現を使っています。
5. Please see the left of the top.
- 【意味】:左上を見てください。
- 【使った場面】:資料や図面を説明するとき
- 【ポイント】:
- より自然に言うなら「Please look at the top left corner.」
- 現場では、単純に「left」「top」を強調するだけでも十分伝わる。
これは仕事柄、図面や表をつかうことが多いのですが、その図面や表において、左上とか右上とかいいながら、使うことがよくあるので表現としては結構重要な表現です。
6. Do you have other opinion?
- 【意味】:他に意見はありますか?
- 【使った場面】:ミーティングの締めくくりに意見を募るとき
- 【ポイント】:
- ネイティブ的には「Do you have any other opinions?」が自然。
- ただし現場では「Do you have other opinion?」でも十分通じる。
これは、相手の意見を求める場合の話もあるのですが、私は結構、ほかに意見がありますか?とか、ほかに何かありますか?と聞くときに、Do you have another opinion?と、another を多用していた時期があるのですが、あるとき、
「another」は基本的に「one + other」の意味合いを持っている
というのを聞き、なんとなくそれ以来、other を使っています。いろいろな意見を聞きたいから。。。その意味では、Do you have any other opinions? と複数形で聞くのほうが、より文法的には正しいと思います。
7. We need tolerance for production.
- 【意味】:生産には許容範囲が必要です。
- 【使った場面】:製造や品質管理の説明をするとき
- 【ポイント】:
- 「tolerance」は製造業やエンジニアリングで重要なキーワード。
- 正確には「We need tolerances in production.」とも言えるが、意図が伝われば問題なし!
まとめ:シンプルな英語でも十分伝わる!
海外での仕事では、完璧な英語を話すよりも、
シンプルでわかりやすい英語表現を使うことがとても大事だと実感しました。
今回紹介した表現は、私自身が実際に現場で使いながら学んだものばかりです。
特に、ミーティングや現場説明などで「一言添える」だけで、
相手とのコミュニケーションがぐっとスムーズになりました。
これから海外駐在や出張を控えている方は、ぜひこうしたフレーズを
いくつか覚えておくだけでも大きな助けになると思います!
おもしろいのは私がManager という立場で海外にいったこともあるのですが、私が多用するフレーズはスタッフも多用するようになりました。
このことが、他人の意見を皆がきく、というスタンスになり、職場がとてもよい雰囲気になっていたと感じてます。皆さんも実際多用してみてください!
▶︎ 「What is your opinion?」と「What do you think?」の違いについてはこちらで詳しく解説しています。
→ What is your opinion? と What do you think? の違いを徹底解説!
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