こんにちは。この記事にいたったということは、おそらく次のようなことでお悩みではないでしょうか。
- 「Very」の発音がどうしてもうまくいかない
- 発音記号を見ても正しい音が出せない
- ネイティブのようにすらすら言えるようになりたい
英語の発音、特に 「Very」のような言葉の発音の難しさ にフラストレーションを感じているあなた。安心してください。実は多くの日本人英語学習者が同じ悩みを抱えているのです。
この記事では、 「Very」の発音の難しさの原因を解説し、克服するためのコツ をお伝えします。記事を最後まで読めば、 正しい発音の仕方が分かり、練習方法も身につきます 。
また、記事の後半では 「Very」の発音がうまくなることで英語力全体にも好影響があるという意外な事実 も紹介します。
ぜひ 発音上達への第一歩 として、この記事を活用してください。
「Very」の発音が難しいのはなぜ？
「Very」の発音、なかなか難しいですよね。でも、どうして難しいと感じるのでしょうか。その理由を見ていきましょう。
１．日本人にとって /v/ と /b/ の区別が難しい
日本語には /v/ という子音が存在しない ため、日本人英語学習者の多くが /v/ と /b/ の区別に苦労します。 「ベリー」と「ヴェリー」の違いが分かりづらい のはそのためです。 実際、「Victoria」を「ビクトリア」と発音してしまう人も多いのではないでしょうか。
最近では、そうはいっても、「Very」のカタカナ表記は一般的に「ベリー」ですが、一部の辞書等では「ヴェリー」も見られるようになってきています。完全に英語の音をいいあらわしているわけではありませんが、2つの発音記号である/v/ と /b/ の違いを表すという意味では分かりやすい表記だと思います。
2．「Very」の /r/ の発音も難易度が高い
/v/ と同様、 日本語にはない子音 /r/ も「Very」の発音を難しくしている要因です。 英語の /r/ は巻き舌のような発音ですが、日本語の「ら行」とは異なります。 舌の位置を意識しないと、英語らしい発音になりません 。
/r/ の発音の難しさは、「Very」に限ったことではありません。 例えば、 "world" や "girl" なども、日本人英語学習者が苦戦する単語として知られています。ただ、そのことを知識として認識するだけで上達の第一歩となります。
/v/ と /r/、この2つの子音が「Very」の発音を難しくしているんです
「Very」の正しい発音の仕方
「Very」の発音が難しい理由が分かったところで、次は正しい発音の仕方を見ていきましょう。
1．/v/ は上の歯で下唇を軽く噛むように
/v/ を発音するときは、 上の前歯を下唇に軽く当てます 。そして、そのまま息を出すのです。 /f/ と似ていますが、/f/ は唇を噛まずに上の歯と下唇を近づける ので注意しましょう。
「フェリー」と「ヴェリー」を交互に発音して、違いを感じてみてください。
2．/r/ は舌先を上あごに近づける
次に /r/ の発音です。 舌先を上あごに近づけ、舌全体を口の奥に引く ようにします。 このとき、 舌先が上の歯茎に触れないよう 気をつけてください。
日本語の「ら行」とは舌の位置が異なるので、しっかり意識しましょう。
※英語の /r/ の発音には地域差があるますが、アメリカ英語の /r/ を基準に解説しています。
3.母音は /e/ ではなく曖昧母音の /ə/
「Very」の母音は/e/ではありません。曖昧母音（シュワ）の /ə/ です。 /ə/ は 日本語の「アィ」に近い発音 で、リラックスした口の形で発音します。
カタカナ表記の「ベリー」から連想する「エ」とは異なるので気をつけましょう。
/v/、/r/、/ə/、この3つの音を正しく発音できれば、あなたも「Very」が言えるはず！
Very の発音練習のコツ
正しい発音の仕方が分かっても、実際に発音できるようになるには練習が必要ですよね。ここでは、「Very」の発音を上達させるためのコツを紹介します。
1.Berryなど最小対立のある単語と聞き比べる
「Very」と「Berry」のように、最小対立のある単語を聞き比べる のは効果的な練習方法です。 最小対立とは、一つの音素が違うだけで意味が変わる単語のペア のことを指します。
他にも、「Van」と「Ban」、「Vet」と「Bet」などを聞き比べてみましょう。 音の違いを意識することで、正しい発音に近づくことができます。
2.Vで始まる単語をたくさん口に出す
「Very」以外にもVで始まる単語をたくさん発音してみる のもおすすめです。 例えば、 「Vase」「Vacation」「Violin」「Volcano」など です。
Vで始まる単語を繰り返し発音することで、/ v /の発音に慣れることができます。 逆に、Bで始まる単語も発音して、違いを意識するのも良いでしょう。
3.ネイティブの発音を真似して音読・シャドーイングする
ネイティブスピーカーの発音をまねることも重要 です。 「Very」を含むフレーズを音読したり、 シャドーイング（聞こえてくる音声に遅れずについて話す練習）したり してみましょう。
YouTubeやPodcastなどを活用して、ネイティブの発音を聞く機会を増やすのも効果的です。
正しい発音の仕方を意識して、たくさん練習あるのみ！コツコツ続けることが上達への近道です
まとめ：正しい発音を身につけるには意識的な練習と英語学習コミュニケーション
「Very」の発音、難しいと感じていませんか？でも大丈夫、 正しい発音の仕方を意識して練習すれば、必ず上達します 。
/v/と/r/の発音のコツを押さえ、最小対立のある単語で聞き比べをしたり、Vで始まる単語をたくさん口に出したりしましょう。 ネイティブの発音を真似て音読やシャドーイングをするのも効果的 です。
「Very」の発音がうまくなると、自然と他の単語の発音も良くなっていくはずです。 正しい発音は、リスニング力の向上にもつながります。 さらに、「Very」のような基本的な単語の発音が良いと、ネイティブとのコミュニケーションにも自信が持てるようになるでしょう。
※「Very」の発音の上達が他のスキルにどの程度影響するかについては、具体的なデータがないため、あくまで推測の範囲内であることに注意。
発音練習は地道な努力が必要ですが、英語学習全体の上達につながる重要な取り組みです。 「Very」の発音を突破口に、英語力アップを目指して頑張ってみてはいかがでしょうか。
「Very」の発音、諦めないでください！正しい発音を身につけて、自信を持って英語を使いましょう！
