1. 英検準一級は大学の中級レベルの英語力を要求します。
ずばり、英検準一級でしゃべれるのか?という問いにはしゃべれる人もいればしゃべれないひともいます。もうこれは私がベトナムに赴任してもうすぐ3年なのですが、これは間違いありません。
英検準一級は、大学の中級レベルの英語力を要求する試験です。大学の英語の授業で習う文法や語彙、リーディングやリスニングのスキルをしっかりと身につける必要があります。例えば、文法では複雑な文構造や条件文、間接話法などを理解し、正確に使いこなすことが求められます。また、語彙では一般的な単語だけでなく、専門的な語彙やイディオムも理解している必要があります。
だから、知識はそれなりとなります。だけどしゃべれるか?というのは日本人の永遠のテーマでもあり、もしかしたら Youtube で育った若者は別かもしれません。というのは、ネットが発達する前は日本人はお金をださないと生の英語を聞く機会がすくなく、またしゃべる機会、しゃべる練習もなかなか得ることが難しかったからです。
2. 英検準一級は、高い英語力を持つことを証明するための試験
英検準一級は、高い英語力を持つことを証明するための試験です。このレベルの試験に合格することで、自分の英語力を自信を持ってアピールすることができます。例えば、ビジネスシーンでの英語の使用や、留学や海外での仕事にも対応できるような英語力が身につきます。英検準一級の試験では、リスニングやリーディング、ライティング、スピーキングの4つのスキルが評価されますので、バランスよく英語力を伸ばすことが重要です。
英検準一級の取得は、大学中級レベルの英語力を身につけるための一つの目標となります。この試験に合格することで、自分の英語力を高め、ビジネス英語や留学、国際交流など様々な場面で活躍することができるでしょう。ぜひ、英検準一級の取得を目指して、英語力を向上させてみてください! ただし、先ほども述べましたがある意味高い知識を保証しているところがあり、実践でしゃべれるかどうかというのは、また別の問題ということだけは頭に入れておいてください。
ではどうするのか?
私がお勧めするのは、言語交換アプリで友達をつくるとか、安いオンライン英会話でネイティブ講師をあいてにその日学んだ英語、もしくはその日学んだテーマに関して一通りしゃべって議論する、というような訓練をお勧めします。ネイティブと話していると実際は、挨拶や天気の話で終わるわけではないのです。日本語でもそうですがそりゃぁ、いろいろなことに話題は飛び火します。
3. とはいえ、7500語以上の単語を習得する必要がある!
英検準一級を取得するためには、7,500語以上の単語を習得する必要があります。これはかなりの数の単語ですが、心配しないでください!単語の習得は、リーディングやリスニングの理解力を高めるためにも非常に重要です。またこの7,100語をマスターできれば日常会話の9割以上をカバーすることになります。
単語を習得するためには、まずはじめに単語帳や単語リストを用意しましょう。英検準一級の試験範囲に含まれる単語を中心に学習していくと良いでしょう。また、単語を覚える際には、その単語が使われる文脈や例文も一緒に学習することが大切です。
例えば、"communicate"という単語を学習する場合、その単語が使われるフレーズや文を覚えると良いでしょう。例えば、「I need to communicate with my team members to discuss the project」という文を思い浮かべることで、"communicate"の意味や使い方をより具体的に理解することができます。
単語の習得は、リーディングやリスニングの理解力を高めるだけでなく、スピーキングやライティングのスキル向上にも役立ちます。ビジネス英語に対応するためにも、幅広い単語を習得することは必要不可欠です。
単語の習得には時間と努力が必要ですが、毎日少しずつ学習することで徐々に単語力を身につけることができます。例えば、毎日100個の単語を学習するという目標を立てて取り組むと良いでしょう。ちなみに、この100個は覚えるのではなく、目に触れる程度でよいから100個というのがこの3年間海外生活をしたきた結果の結論です。
1日で完璧に覚えるというやり方よりも、数日で何回も目の当たりにするという感じにすると脳が自然と覚えてくれます。よく合う単語は重要なのだと認識してくれておかげで自然とマスターできます。今ベトナムでベトナム語もそれなりに勉強していますが、見る頻度の高い単語や菊頻度の高い単語は覚えてしまいます。
英検準一級の試験では、単語の意味や使い方を問われる問題が出題されます。単語をしっかりと習得しておくことで、試験でのスコアアップにもつながります。単語の習得は、英検準一級の取得だけでなく、大学中級レベルの英語力を身につけるためにも重要です。ぜひ積極的に単語の学習に上記の勉強方法も頭に入れて取り組んでみてください!
4.英検準一級でどのくらい喋れるのか?大学中級レベルの英語力を身につけ、ビジネス英語にも対応できる!
英検準一級を取得すると、どのくらい英語を話せるようになるのでしょうか?実は、英検準一級は大学中級レベルの英語力を身につけるための試験です。つまり、日常会話やビジネス英語にも対応することができるようになるのです。
例えば、旅行先でのコミュニケーションにおいても、英検準一級の力を活かすことができます。現地の人との会話や案内板の読み取りなど、留学先でも不安なく生活することができるでしょう。また、ビジネスシーンでも英検準一級の力を活かすことができます。英語でのプレゼンテーションやメールのやり取りなど、ビジネス英語にも対応することができるのです。
ちなみに、テストは7,500語レベルですが実際はそのレベルをテストとして合格するためには9,000語程度の知識は必要となってきます。日常会話でも簡単にいえば、ある話題を語りつくすにはある話題の単語だけでなくその周辺の単語もしっておかないと微妙な言い回しや言い換えについていけなくなったり、深い話ができなくなります。
だからこそ、とくに英検準一級を目指すような方は、たんにテストに合格したいだけではないとおもいますので、より手を広げて学習することがおすすめです。わたしはそのこともあり、いまでも単語に関しては12,000語レベルを目標として勉強しています。
5. 英検準一級を取得すると、留学先でも不安なく生活することができる?
留学は新しい環境での生活ですので、不安なことも多いですよね。しかし、英検準一級を取得することで、留学先でも不安なく生活することができます。例えば、授業やサークル活動でのコミュニケーションにおいても、英検準一級の力を活かすことができます。クラスメートとの会話やグループディスカッションなど、英語でのコミュニケーションがスムーズに行えるようになるのです。
また、留学先での日常生活でも英検準一級の力を活かすことができます。例えば、買い物やレストランでの注文、銀行手続きなど、英語を使ったさまざまな場面で自信を持ってコミュニケーションを取ることができるでしょう。留学先での生活がスムーズになることで、より充実した留学生活を送ることができるのです。
ただ、留学されるなら参考までに書いておくのですが、できれば日本人コミュニティには入らないことをお勧めします。1年ほど前、ベトナムの大学に留学されている方がいたと食事する機会があったのですが、私と会うその日まで留学後日本人とは一切話しをしなかったそうです。おかげで、ベトナム語は流ちょうに話されます。
やはり、留学するくらいの覚悟があるのであれば私はさらに完全に話すために日本人から離れることをお勧めします。私自身、英語が通じない地域に行ってベトナム語がかなり頭に入りました。英語とは違いますが、必要に迫られて必死になるということは物事の取得には必要条件だと感じます。ぜひ、このことは参考に頭に置いておいてください。
6.英検準一級を取得するとしゃべれるのか?【まとめ】
英検準一級は、高いレベルの英語力を要求される試験ですが、努力と継続的な学習を通じて、このレベルの英語力を身につけることは可能です。ただ、本日の記事でもお伝えしましたが、試験の点をとることと実際にしゃべれることの間にはけっこう大きな溝が存在します。
テストは自分のペースでできますが、会話は相手があっての会話です。話題もあちこちに飛びますし、知らない単語もちょいちょい出てきます。でも、そうしたことは英語圏、もしくは英語でビジネスをしているとけっこう普通のことですし、そういった瞬間の対応方法なども自分のなかで確立していくことで、あらたな次元に飛び込めると感じます。
自分の目標を明確にし、効果的な学習方法を取り入れながら、英検準一級への挑戦を楽しんでください!