長く話すコツ

英語を長く話すコツとは?|④主語+同格のthat(That 以下でSの説明付加)

英語を長く話すコツとは?|主語+同格のthat(That 以下でSの説明付加)

今回まで英語を長く話すコツとして、主語に説明を付加するという話をしてきました。

内容としては、

1.主語に説明を付加するにあたり前置詞である of, in, on などを使う方法
2.主語に説明を付加するにあたり関係代名詞であるWho,Whichを使う方法
3.主語に名詞をつづけさせて話す方法(関係詞が省略された形)

以上の3つを学びました。
今回は、S+V+O の構文において Sに説明をつけくわえる例文のうち 
主語に同格のthatをつけて話すタイプの例を学びます。

<実例>

  1. The fact that he lied to me really hurt my feelings.
    (彼が私に嘘をついたという事実は、私の感情を深く傷つけました。)
  2. The idea that we could travel to Mars seemed far-fetched at first.
    (火星に旅行できるかもしれないという考えは、最初は非現実的に思えました。)
  3. The rumor that they were getting divorced spread quickly.
    (彼らが離婚するといううわさはすぐに広まりました。)
  4. The belief that hard work always pays off motivated him to keep trying.
    (努力は必ず報われるという信念が、彼に挑戦し続ける意欲を与えました。)
  5. The news that she had won the lottery came as a complete surprise.
    (彼女が宝くじに当たったというニュースは完全な驚きでした。)
  6. The possibility that the project might fail made him nervous.
    (プロジェクトが失敗するかもしれないという可能性が彼を不安にさせました。)
  7. The suggestion that we should take a break was met with enthusiasm.
    (休憩を取るべきだという提案は、熱意を持って受け入れられました。)
  8. The notion that all people are created equal is a fundamental human right.
    (すべての人間は平等に生まれたという概念は、基本的人権です。)
  9. The realization that he had made a mistake hit him hard.
    (自分が間違いを犯したことに気づいた時、彼はショックを受けました。)
  10. The theory that the universe is constantly expanding has been widely accepted.
    (宇宙は常に膨張しているという理論は広く受け入れられています。)

これらの例文では、同格の that が主語の説明を導入しています。同格の that は、直前の名詞とほぼ同じ意味を持つ節を導入する働きがあります。

英語を長く話すコツとは?<ビジネスシーンで使えそうな実例>

次は、ビジネスシーンで使えそうな、主語に同格の that を付けて説明を加える例文です。

  1. The fact that our sales have increased by 20% shows that our strategy is working.
    (売上が20%増加したという事実は、私たちの戦略が機能していることを示しています。)
  2. The idea that we could expand our business overseas is worth exploring.
    (海外に事業を拡大できるかもしれないという考えは、検討する価値があります。)
  3. The rumor that our competitor is launching a new product has everyone on edge.
    (競合他社が新製品を発売するといううわさは、みんなを緊張させています。)
  4. The belief that customer satisfaction is the key to success drives our company culture.
    (顧客満足が成功の鍵であるという信念が、私たちの企業文化を推進しています。)
  5. The news that we landed a major client contract boosted morale in the office.
    (大口の顧客契約を獲得したというニュースは、オフィスの士気を高めました。)
  6. The possibility that the project might go over budget is a concern we need to address.
    (プロジェクトが予算を超過するかもしれないという可能性は、私たちが取り組む必要のある懸念事項です。)
  7. The suggestion that we should invest more in employee training was well-received.
    (従業員研修にもっと投資すべきだという提案は、好意的に受け入れられました。)
  8. The notion that teamwork is essential for achieving our goals is widely accepted in our department.
    (チームワークが目標達成に不可欠であるという考えは、私たちの部門で広く受け入れられています。)
  9. The realization that we need to adapt to the changing market conditions came as a wake-up call.
    (変化する市場条件に適応する必要があると認識したことは、我々に対する警鐘となりました。)
  10. The theory that happy employees lead to better productivity has been proven true in our case.
    (幸せな従業員はより良い生産性につながるという理論は、私たちのケースで真実であることが証明されました。)

これらの例文は、ビジネスの場面で使用される可能性が高い表現です。同格の that を使うことで、主語の説明を明確に導入し、文の意味をよりわかりやすく伝えることができます。

英語を長く話すコツとは?<サッカーのミーティングで使えそうな例文>

次は、サッカーのミーティングで使えそうな、主語に同格の that を付けて説明を加える例文を10個挙げます。

  1. The fact that we lost possession too easily led to several counterattacks.
    (ボールを簡単に失ったという事実が、いくつかのカウンター攻撃を招きました。)
  2. The idea that we should press higher up the pitch could help us regain control of the game.
    (ピッチのより高い位置でプレスをかけるべきだという考えは、ゲームのコントロールを取り戻すのに役立つかもしれません。)
  3. The rumor that their star player is injured might change our tactical approach.
    (彼らのスタープレーヤーが怪我をしたといううわさは、私たちの戦術的アプローチを変える可能性があります。)
  4. The belief that every player has a role to fulfill is crucial to our success.
    (全ての選手が果たすべき役割があるという信念は、私たちの成功に不可欠です。)
  5. The news that we have been drawn against a tough opponent in the next round came as a challenge we're ready to face.
    (次のラウンドで強敵と対戦するという知らせは、私たちが立ち向かう準備ができている挑戦として受け止められました。)
  6. The possibility that we might need to change our formation mid-game is something we should be prepared for.
    (ゲーム中にフォーメーションを変更する必要があるかもしれないという可能性は、私たちが準備しておくべきことです。)
  7. The suggestion that we should focus more on set-pieces during training was met with agreement from the coach.
    (トレーニング中にセットプレーにもっと焦点を当てるべきだという提案は、コーチから同意を得ました。)
  8. The notion that teamwork and communication are key to our defensive strategy is something we all agree on.
    (チームワークとコミュニケーションが私たちの守備戦略の鍵であるという考えは、私たち全員が同意していることです。)
  9. The realization that we need to improve our fitness levels came after a tough loss.
    (体力レベルを向上させる必要があると認識したのは、厳しい敗北の後でした。)
  10. The theory that maintaining possession will tire out the opponent has proven effective in the past.
    (ボール保持を維持することが相手を疲れさせるという理論は、過去に効果があることが証明されています。)

これらの例文は、サッカーのミーティングで使用される可能性が高い表現です。同格の that を使うことで、主語の説明を明確に導入し、文の意味をよりわかりやすく伝えることができます。

英語を長く話すコツとは? まとめ

今回は、同格の That を使うという事例を学びました。この同格のThat を使いやすい名詞もある程度決まっている気がします。

The fact, The idea, The rumor, The belief, The news, The possibility, The suggesion,The notion,The realization とサッカーの項目ででてきましたが、日本語でかけば、事実、考え、噂、信条、ニュース、可能性、提案、気づき、悟り、といった意味でした。

ビジネスの項目でも同じですね。というわけで、ある程度こうした単語はセットで覚えておく必要はあるのだと思います。

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