1.日本人の英語レベルは世界何位ですか?
1-1. 世界の英語力ランキングで日本が87位
日本人の英語力が世界で87位。
英語は国際的なコミュニケーションの共通言語として重要な役割を果たしており、世界中の人々が英語を学んでいます。
その中で、日本が87位という低い順位に位置していることは、悲しいとしかいいようがありません。
このランキングは、EF setと呼ばれるテストによります。
なんと2023年の結果で日本は87位。
調査数は、113か国
日本の前後は、
83位がアゼルバイジャン、エジプト
85位がクウェート
86位がマラウィ
そして、日本が87位
日本の後は、
88位がアフガニスタン
89位がメキシコ
90位がミャンマーです。
わたしは、今ベトナム駐在中ですが、ベトナムは58位。
この結果は納得いきます。
なぜなら、わたしが街中でタクシーに乗ったり、食事する際の肌感覚として日本よりも英語が通じるからです。
少し田舎町にいくと、タクシーの運転手さんなどほとんどベトナム語オンリーとなるのですが、喫茶店などで若い子がいれば、たいてい英語でやり取りしてくれます。
「日本だとこうはいかないだろうなぁ」
というのが肌感覚です。
1-2. 日本の英語力が他の国に比べて低いことに驚く!
ただ、こんなにも他の国と比べて、日本の英語力が低いことにも驚きを覚えます。
例えば、近隣のアジア諸国では英語教育が盛んに行われており、英語を堪能な人々が多く存在します。韓国やシンガポールなどでは、英語を自由に話すことができる人々が多いのです。
一方で、日本では英語教育の取り組みが不十分とはあまり思いませんが結果的に多くの人々が英語に苦手意識を持っているのが現状です。
日本の英語力が他の国に比べて低い理由は、様々な要素が絡んでいます。
例えば、日本の学校教育では英語の授業の中でもリスニング、スピーキングの時間が限られており、十分な学習時間を確保することができていないことが挙げられます。
また、そもそも、英語を話す機会が少ないことも問題です。日本では、日常生活や仕事で英語を使用する機会が限られているため、実践的な英語力を身につけることが難しいのです。
わたしはベトナムにきて観光地で欧米の方の多さにびっくりし、また、そうした人たちを相手に英語を話すことでお金を得ている方々が多くいるので、なるほど、と思っています。
日本では、英語を話せてもほとんどお金につながりませんでした。だけど、例えばベトナムの場合、英語を話すことで、例えば、タクシーの運転手さんは、仕事を得ることが可能となっているのです。
わたしは何度もタクシーの運転手さんに
「この後はどこ行くの?」
「明日はどこに行くの?」
と聞かれました。
もちろん、英語なのでわかるので、本当にどこかに行く場合はそのままお金の交渉も英語でして、連れて行ってもらう、という感じです。
慣れない観光地では、人間性のよさそうな運転手さんを捕まえて観光にまわるのがいいと感じてます。
このようなことを踏まえると、日本の英語力の低さは、経済的な損失にもつながっているともいえます。
2. 日本人の英語レベルは世界何位ですか?日本よりも英語力が高い国は多い!
2-1. 日本よりも英語力が高い国
EF setと呼ばれるテストによるトップ10の国々
- 1 オランダ( 647 )
- 2 シンガポール( 631 )
- 3 オーストリア( 616 )
- 4 デンマーク( 615 )
- 5 ノルウェー( 614 )
- 6 スウェーデン( 609 )
- 7 ベルギー( 608 )
- 8 ポルトガル( 607 )
- 9 南アフリカ( 605 )
- 10 ドイツ( 604 )
日本人の英語力が世界的に低いことは、多くの人々が知っている事実です。
しかし、実際には日本よりも英語力が高い国がたくさん存在することに驚きます。
例えば、ヨーロッパの国々は英語力が非常に高いことで知られています。スウェーデンやオランダ、デンマークなどの北欧諸国では、英語が第二言語として教えられています。
また、フィンランドでは英語教育が非常に重要視されており、学校教育の一環として英語の授業が行われています。
これらの国々では、英語を自由に話すことができる人々が多く存在し、国際的なコミュニケーションにおいても問題がありません。
さらに、アジアの国々でも英語力が高い国があります。
シンガポールは英語を公用語としているため、ほとんどの人々が流暢に英語を話すことができます。
また、フィリピンでは英語が公用語として使用されており、多くの人々が英語を母国語としています。
これらの国々では、英語を使ったビジネスや観光などの分野で積極的に国際交流を行っており、日本と比べて英語力が高いことがわかります。
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2-2. 英語力が高い国々の例を挙げて驚く!
英語力が高い国々の例を挙げると、驚くかもしれません。例えば、オランダでは英語が非常に普及しており、ほとんどの人々が英語を話すことができます。オランダ人は英語を第二言語として学び、ビジネスや観光などの場面で積極的に使用しています。
実は2か月前、ハノイの世界遺産であるハロン湾にいったときにオランダ出身の女性がペラペラと英語をはなしていたので、この人は結構勉強されたのだと思っていました。
ところが、今回この英語力ランキングをみて分かりました。
そもそもが、英語力がある国だったのです。オランダは。
オランダの得点が 647点に対して
日本が、457点。
およそ、1.5倍の差があります。
そして実際会話したときを思い出すとその差は確かにありました。
シンガポールも英語力が高い国として知られています。シンガポールでは英語が公用語として使用されており、学校教育の一環として英語の授業が行われています。そのため、ほとんどの人々が流暢に英語を話すことができます。
さらに、フィリピンも英語力が高い国として挙げられます。フィリピンでは英語が公用語として使用されており、多くの人々が英語を母国語としています。
そのため、フィリピン人は英語を自由に話すことができ、国際的なコミュニケーションにおいても問題がありません。
これらの国々の英語力の高さは、日本と比べて驚くべきものです。日本人も英語力を向上させるために、これらの国々の取り組みや教育方法を参考にすることが重要です。
英語力の向上は、国際的なコミュニケーションやビジネスの発展にとって非常に重要な要素であり、日本の経済的損失を減らすためにも取り組むべき課題です。
3. 日本人の英語レベルは世界何位ですか?韓国は49位!
3-1. 韓国が日本よりも英語力が高いことに驚く!
日本人の英語力が低いことはよく知られていますが、実は韓国の英語力は日本よりも高いということに驚くかもしれません。
韓国は英語教育に力を入れており、その成果が実を結んでいるのです。
韓国では、英語教育が学校教育の一環として重要視されています。小学校から英語の授業が始まり、中学校や高校でも英語の学習が続きます。
また、大学入試でも英語の試験があり、英語力が求められる社会の中で、韓国人は英語を必要とする機会に触れる機会が多いのです。
試験があるという点では日本と同じなのですがね。。。
3-2. 韓国の英語教育が日本と比べて優れていることに驚く!
韓国の英語教育が日本と比べて優れている理由はいくつかあります。
まず、韓国では英語教育に力を入れるための環境が整っています。英語の学習に必要な教材や資源が充実しており、学校や塾などでの英語学習がサポートされています。
また、韓国では英語を話す機会を増やすための取り組みも行われています。例えば、英会話カフェや英語スピーキングコンテストなど、英語を実際に使う機会を提供するイベントが盛んに行われています。
さらに、韓国では英語教育に対する意識が高いと言われています。多くの韓国人は英語を身につけることが社会的なステータスや就職の有利さに繋がると認識しており、そのために努力を惜しまないのです。
英語学習に対するモチベーションが高いことが、韓国の英語力向上につながっているのです。
この点はベトナムでも感じます。
裕福な家庭の子供は英語をマスターすることに注力していると感じます。
韓国の英語力が日本よりも高いという事実は、日本にとっては驚きかもしれません。
しかし、韓国の英語教育の取り組みや意識の高さを見習うことで、日本の英語力向上にも繋がると思います。
英語は国際的なコミュニケーションの重要なツールですので、個人単位でいいので、どんどん海外でわたりあえるツールのひとつとして英語は学んでほしいと思います。
なぜ日本人は英語力が低いのか?
日本の英語力が低い理由は、いくつかの要素が組み合わさっています。まず、日本の教育システムでは、英語の授業時間が他の科目に比べて少ないことが挙げられます。
多くの学校では週に数時間しか英語を学ぶ時間がなく、十分な練習ができないため、英語力の向上が難しいのです。
また、英語教育の方法にも問題があります。多くの学校では、文法や単語の暗記に重点を置いて教えられることが多く、実際のコミュニケーション能力を身につける機会が少ないのです。
英語はコミュニケーションのためのツールであり、実際に使ってこそ上達するものです。しかし、日本の英語教育では、リスニングやスピーキングの練習が不足しているため、実際の会話になかなか自信を持てないのです。
さらに、日本の社会的な環境も英語力の低さに影響を与えています。日本では、英語を話す機会が限られており、英語を使う環境が少ないため、実際に使う機会が少ないのです。
実際私自身、20万円をはらって英会話スクールに通ったり、TOEICの得点をあげようとがんばったことはありましたが、全然日常で使うことがないので、だんだんあほらしくなって勉強をやめてしまいました。
何を隠そう、わたしが英語勉強に目覚めたのはベトナムに来てしまって必要が生じてからです。
さらにいえば、観光地で欧米の方と食事などをする機会があり、そこでもっとたくさん会話したい、という思いに駆られたことも大きな要因です。
日本だと、英語を話すことに対する社会的なプレッシャーもあります。間違えることを恐れたり、恥ずかしいと感じたりすることが多いため、積極的に英語を話すことができないのです。
だけど、海外に来てしまえばそんな事関係なくとにかくコミュニケーションをとりたくなります。
その意味で私はこの駐在経験は良かったと感じてます。
でも、日本にいると私のような感覚は得られる機会は少ないと思います。だからこそ、自ら、英語を話す機会に飛び込んでいくと良いと考えます。
話す機会がすくないから、話せないです。