一周まわって、発音が重要という結論にいたった。世界標準のIPA 発音記号とは?
突き詰めて考えると、英語を発音できることが大事で、その発音を正確にできればヒアリングについても正確に聞き取れるということがわかった。
2年前ぐらいに発音できればヒアリングできると言う事実はつかんでいたけど、最近わかったのが微妙な発音の仕方をしっかり分けてしゃべれるようになることが必要であると言う事
単純に真似してしゃべれれば良いと言うわけではなくて、しっかり母音の場合だと日本は5つだが、英語では10個ぐらいある母音を正確に使い分けることができるようになると、ヒアリングも聞き分けられるようになると言う事実に海外勤務4年目にしてやっとたどり着いた。
そして、その発音の違いを正確に知るために使うのがIPA式の発音記号。今日はそのIPAの発音記号についてどんなものかを見ていきます。
英語の発音のIPAの母音に関して
英語の発音を国際音声記号(IPA)で表す際、母音は重要な役割を果たします。英語には単母音と二重母音があり、単母音は12個、二重母音は8個あります。これらの母音は、舌の位置(前舌、中舌、後舌)、口の開き具合(狭、半狭、半広、広)、唇の形(円唇、非円唇)によって特徴づけられます。
舌の位置と口の開き方を模式的に表した図が下図です。いまはよくわからなくていいですが、徐々に、似た発音の違いに注意し始めるときにこの表で、舌の位置や口の開き具合の違いをチェックしましょう。
単母音の詳細は以下の通りです:
- /i:/ - 「eat」の「ea」の音で、前舌・狭・非円唇の長母音です。
- /ɪ/ - 「it」の「i」の音で、前舌・半狭・非円唇の短母音です。
- /e/ - 「bed」の「e」の音で、前舌・半広・非円唇の短母音です。
- /æ/ - 「cat」の「a」の音で、前舌・広・非円唇の短母音です。
- /ʌ/ - 「cup」の「u」の音で、中舌・半広・非円唇の短母音です。
- /ɑ:/ - 「father」の「a」の音で、後舌・広・非円唇の長母音です。
- /ɒ/ - 「hot」の「o」の音で、後舌・広・円唇の短母音です(イギリス英語)。
- /ɔ:/ - 「all」の「a」の音で、後舌・半広・円唇の長母音です。
- /ʊ/ - 「put」の「u」の音で、後舌・狭・円唇の短母音です。
- /u:/ - 「boot」の「oo」の音で、後舌・狭・円唇の長母音です。
- /ə/ - 「about」の「a」の音で、中舌・中央・非円唇の短母音(シュワー)です。
- /ɜ:/ - 「bird」の「ir」の音で、中舌・半広・非円唇の長母音です。
英会話のIPAについて理解が深まる動画
発音の音のイメージ図が秀逸です。
この「第11課: 英語の母音大全【全部紹介します】」の5つの主要ポイントは以下の通りです:
■英語母音の全体像: ビデオは英語の母音を網羅的に紹介し、日本語の5つの単純な母音と比較して、その多様性と複雑さを強調しています。プレゼンターは、ビデオが視聴者が必要に応じて参照できる完全なガイドとなることを意図しています。
■母音の発音の違い: 英語の母音は日本語の母音よりもはるかに多く、その発音も異なるため、日本語の母音では捉えきれない音が多いことが説明されています。英語の母音は、地域や話者によっても異なる発音が存在します。
■二重母音とその学習方法: 二重母音の特徴と発音方法が解説され、英語の発音を正確に習得するためには、さまざまなネイティブの発音を聞いて学ぶことが推奨されています。
■母音の地図とその重要性: 英語の母音を理解するためには「母音の地図」を利用することが重要であると強調されています。この地図を使って、異なる母音がどのように分布しているかを視覚的に捉えることができます。
■発音記号の学習の推奨: 英語の母音を正確に学ぶためには、発音記号の理解が不可欠であるとされ、それによりスペリングと音の関連付けが容易になると説明されています。発音記号を学ぶことで、より効果的に英語の発音をマスターできるようになります。