ネイティブとの英会話での失敗体験
こんにちは。今日はCakeという英会話アプリに関しての情報です。これは、私が3年前くらいにネイティブたちとのディナーでの英会話でとても苦しんだことをきっかけに始めたアプリです。
そのネイティブたちとのディナーというのは、ベトナムのハロン湾でのクルーズでの出来事。
当時は、まだ観光客も戻ってきていなかったため、1.5万円くらいで世界遺産でもあるベトナムハノイから3時間くらいいったところのハロン湾というところで、1泊のクルーズを楽しめました。いや、、、楽しめるはずでした。
クルーズ船に乗って、しばらくたつとディナーパーティが始まります。パーティは6人掛けの席でした。一人で乗り込んでいた私は、オーストラリア人、カナダ人、の中に一人紛れ込むこととなったのです。さすがに海外駐在していたこともあり、初めのあいさつやちょっとした趣味の話はついていけたのですが、途中から、とくにオーストラリア人の発音についていけなく、ただただ愛想笑いをつづけることとなってしまったのです。
典型的な日本人。
そんな日本人を演じてしまったので、これを機にもっとビジネス英会話だけでなく、多種多様な話題に関して英語の能力をひろげ、また、ちょっと癖のある英語もきけるようになろうと決心しました。
その時に考えたのが、動画でたくさん英語がきけるようなアプリがないかということ。そんな時に出会ったのが、このCakeという英語学習アプリです。先のディナーパーティでは、自己紹介や趣味の話のあとは、皆が旅行中ということもあり、カナダドルやオーストラリアドルの為替レートの話や、オーストラリアの方の仕事の話など、多様な話題が出てきました。
そうした場合、仕事もそうですがある程度のバックボーンがあれば会話の流れで話を理解できるのですが、とくに為替の話などは疎かったですし、オーストラリアの方の仕事は看護関係だったのですが、そうした話の細かい単語や背景なども理解していなかったので、余計に話すことができなかったです。
あとで、いろいろ調べると、外国人との会話においてはどんどん突っ込んで自分のペースにするくらいの勢いでいいということも学んだのですが、それにしても、やはり日ごろから、多種多様な話題や発音に接することが重要だと感じたのです。そして、それにぴったりとはまったのが、Cakeというアプリ。
ネイティブ英会話対応アプリ:Cake英語学習アプリ
さて、わたしのような体験をしてネイティブの英会話にたくさん触れたいという方がいると思うので、今回はわたしの頭の整理もかねて、Cake英語学習アプリについてまとめることとしました。
わたしは約3年間このアプリを継続していて特に、ここ1年くらいは毎日1時間近く活用しているので、現在無料で使用している方で有料にしようかどうか迷っている方に参考になると思います。
直近では、AIチューターという機能が追加され、本当にネイティブと会話しているような感じで話をできるのでこの機能はおすすめです。今回はそのあたりも含めて説明していきます。
1.Cake英語学習アプリ有料版のできること
できることは、上記の写真の一番下のラインに乗っているのですが、左から順番に
- 1.Youtubeの動画で英語学習
- 2.Path という形であるテーマを学習
- 3.クイズ形式で単語などを学習
- 4.Classということであるテーマを集中的に学習
- 5.復習で、過去の学習を復習
- 6.これが最近加わったAIチューターです。
私の学習方法は、1のYoutubeの動画学習が中心です。はじめは、2や4でラインに沿った勉強をすることもしたのですが、私の目的は多種多様なネイティブ英語を聞くことであったので、1番のYoutubeの動画を中心に見ています。有料だともちろんすべての項目をいくらでも学習できます。だから私は、本日だと一番上のリーグのランキングも上位のほうにいます。
最近だと、復習も重要だと感じているので、5番で復習をたまにします。そして6番のAIチューターで毎日スピーキングの練習を最近は加えました。さすがに3年もやっているとヒアリング能力は上がってきたと感じていて、実際最近TOEICもチャレンジしてみようと思い、公式問題集を手に取りやってみたのですが、15年前くらいに600点代をとったときより確実に聞けるようになっています。いまは、来年年明けの1月のTOEICの試験を15年ぶりくらいに受験してみますが、800点以上を目標としています。
さて、TOEICの問題ですが、Youtubeの動画でそれなりの速さの英会話ばかり聞いているので速さに関してはTOEICの問題はあまりつらさを感じませんでした。やはり慣れというのはいいものです。
2.Cake英語学習アプリのYoutubeの動画の実際:ヒアリング力UP
さて、わたしがよく勉強しているYoutubeの動画の詳細です。
まずアプリを立ち上げると下記のような画面があらわれます。
この画面をスクロールしていくと、動画がいくつかあらわれます。
よくみるとキャプチャー画面の左下に「〇個の関連動画」と記載があります。
だから、たとえば、ひとつの動画を選ぶとそれに関連していくつかの動画を一つのテーマに関してみることが可能となります。具体的には例えば、上の写真のルーク先生の英語の動画をみると、次のような形で一つの動画に対して3つの関連動画が紐づいています。
また、それぞれの動画の中には、下記の写真のようにスクリプトも表示されます。
私のやり方は、過去にいろいろな方からの学びを得たのもあり、
- 1.通常スピードで動画を流して2,3回聞く。
- 2.0.75倍速で意味を確認しながらゆっくり聞く
- 3.シャドーウィングをしながら2,3回聞く
ということをやっています。英語のリンキングや独特のイントネーションを理解するにはこの方法が最適だと思っています。ただ、最近おもっていたのは、この方法でいくと耳は英語慣れするのですが、発信力つまりスピーキング力が鍛えられないなぁということでした。
それを補ってくれると確信したのが最近でてきたAIチューター。そう、上の写真の一番下の部分にも広告のようなバナーが出ていますが、これがとてもいい感じなのです。
3.Cake英語学習アプリのYoutubeの動画の実際:スピーキング力UP
AIチューターは下記のような表示になります。
これがかなりのいい感じで、まずはテーマを上記のようなリストから選択が可能です。そして、さらに、英会話がはじまると、次のような形で進みます。
- 1.AIチューターからの音声で質問
- 2.こちらから声をだして回答
- 3.こちらの声を文字化
- 4.先生からの返答
まず、1番でヒアリング力が確認できます。先生の英語は結構ナチュラルなので本番さながらです。私が以前経験したオーストラリアの方ほどききずらくはなく、それでいて簡単すぎるレベルでありません。ちょうどTOEICの問題なみかな。。といったところ。
そして、2番でこたえて、3番で文字化されるのですが、自分の発音がいまいちな部分は文字化されるのもちがってきます。私の場合、playと発音するとかなり高確率でprayといった単語に置き換えられてしまいます。そのたびに発音修正することも可能です。
また、さらにいいのが4番で、先生からの解答が、AIをつかっているために、ある程度こちらの意図をくんで回答してくれるのです。だから会話がなりたち、どんどん会話がすすんでいきます。
また、このAIチューターの質問がほぼこちらの意見を聞く形でなおかつ、イェス、ノーで答えられない質問ばかりなので、ほんと苦労しますが、役立ちます。さらにいいのが、何とか絞り出した答えに対して、最後にフィードバックをもらえる点。
これもAIチューターがやってくれるのですが、これがほんといい感じ。
下記のような形です。
ちなみに、上の私の文章では、たとえばわたしは決して2000と発音したつもりはないのですが、2000と聞き取れたとのこと。これを介して、自分の発音を修正していきます。また、修正後の文章が自分とは関係ない例文ではなく、自分がつくった文章に対する修正案なので自分がよく使う表現を勉強できるという点でとても役立ちます。
まとめ ネイティブ英会話対応アプリ:Cake英語学習アプリ
さて、年末ということで自分がやってきた Cakeアプリ に関してまとめてみました。使っていない機能もいくつかありますが、時間はかぎられるので、自分が効率的だと思う方法で最大限やればよいと思っています。
わたしより、もっといい使い方があると考えてこのアプリを使用されている方がいたらぜひ教えてほしいです。なお、この動画を使う方法は、高校の友達で海外留学した人が「フレンズ」(アメリカのコメディ動画)を何度も見て勉強した話や、英語をかっこよくしゃべっている方が、映画を0.7倍速もしくはもっと遅くして見ながらシャドーウィングしたって話などから、見出した方法です。
私と同じく、多くのネイティブ英語を話す人と友達になりたいと思っている人に少しでも参考になればと思います。最後に思い出のベトナムハノイのディナーパーティの食事と部屋の写真を載せておきます。これを見返すたびに英語学習の気持ちがわきあがります。
実は、その後、半年に一回ほど、このクルーズに出かけて、自分の英語力がどこまで上がったかチェックしています。
半年前くらいにこのクルーズ船の旅にいったときに、デンマークの人から、「日本人なのに英語よくしゃべれるんだね。日本人は話せないと思ってた。」といわれてとてもうれしかった経験をしました。まだまだ英語力は伸ばしていきたいと思います。