日本人が英語の発音を上達させる方法
ベトナム海外勤務中のRikiseiです。
今回はいきなりですが、
「知らないと聞こえないし通じない」
英語会話の発音必須の
知識に関する質問をします。
「He」「His」「Him」ってどのように発音していますか?
「ヒー」「ヒズ」「ヒム」???
これが曲者です。実は英語ではこの「H」
が英会話の中では発音されないことが
よくあります。
フォーマルな場所や相手が丁寧に
話してくれる場合は大丈夫なのですが、
わたしがベトナムの世界遺産の
ハロン湾で経験したことですが、
欧米の方が仲間内で話し出すと、
めちゃくちゃ会話スピードが
アップします。
そんな時には必ずと言っていいほど
「H」は省略されます。
一例をあげると下記のような形です。
・Do you know him?
>>Do you know-im?
(太字が発音イメージです。)
・Does he go to play football?
>>Doez-i to to play football?
ひとつめが「ノゥィム」
ふたつめが、「ダズィー」
といった感じです。
こういったことは、知識を
まずもっておくことと、
たくさんの英語を聞いたり、実際に
英会話を重ねることで取得可能です。
そして、このようにあなたが
発音できるようになると
不思議と聞き取れるようになります。
ぜひこのように知識の取得と
日々の英会話、ヒアリングに
チャレンジしてみてください。
日本人のための英語リスニングの練習とは?
ネイティブスピーカーの英語を
定期的に聞くことは、
英語のリズム、イントネーション、
発音を理解するのに役立ちます。
これは、映画、テレビ番組、
ポッドキャスト、言語学習アプリ
などを通して行うことができます。
いまどきはYoutube を利用した
アプリなどがいろいろあり飽きが来ないし
いろいろなイントネーション、
発音を聞ける、
という点でお勧めです。
映画などもいいのですが、
わたしが海外にきて英語を
必死に勉強して感じたのは、
同じ映画もしくは同じ動画を
すらすらと登場人物と同じように
感情もこめて話せるようになるくらい
繰り返してみると自分のものになる、
ということです。
だまされたと思って、
一つのものを何度も繰り返し聞いて
まねをしてみてください。
日本人のための英語発音トレーニングとは?
英語と日本語では音声体系が異なります。
英語の国際音声記号(IPA)を
学ぶことは、日本語にはない
「r」「l」「th」「v」「z」など
音の出し方を理解するのに役立ちます。
国際音声記号(IPA)は、
世界中の全ての言語の音声を
記述するために作られた
一連の記号です。
IPAは、異なる言語間で
音声を正確に表現し、
共有するための標準化された
方法を提供しています。
このシステムは、言語学者、音声学者、
発音教育者、外国語学習者などによって
広く使用されていて、たとえば、
特定の音声を表すために独特の記号を使用します。
例えば、英語の「th」音は、IPAでは
[θ] または [ð] と表されます。
英語らしく発音するために必須なネイティブスピーカーとの練習
英会話上達のために、
ネイティブスピーカーと練習することで、
リアルタイムのフィードバックが
得られます。
これは、ランゲージ・
エクスチェンジ・プログラム、
オンライン・チュータリング、
会話クラブなどで実現できます。
わたしはベトナムにいるので、
週末にハノイ周辺の観光地にいっては
きっかけをさがし、
ネイティブの方と会話をするようにしています。
こうすることで、
自分の現状位置の確認もできます。
やはり、実践で聞けるように
なっていることを
実感することが一番モチベーション維持に
役立ちます。
先日、久しぶりに
映画、「マトリックス」を見たのですが、
けっこう、英語を理解できるように
なっていたので感動しました。
英語らしい発音に必須な口と舌の位置の練習
口と舌の位置が日本語と
英語で異なるため、
特定の英語の発音が難しい場合があります。
これは特定のエクササイズを
行うことで、これらの音を
正しく発音するための
筋肉を鍛えることができます。
これはほんとその通りで、
英語の発音に関しては
普段使わない筋肉を使うことも多く、
そもそも発声方法が喉の奥から
声を出すようなイメージで
話すのが英語なのだと
私は最近気づいたのですが、
そういった感じでそもそもの発声方法が
違うことも意識して
練習するといいと思います。
ちなみにベトナム語は、
リズムよく話している感じで
音楽のようにも聞こえることが
私はあります。
言語、言語で特有のリズムなども
あるのです。
より英語らしい発音取得のためのミニマル・ペア・トレーニング
ミニマルペアとは、
例えば、"rice "と "lice "など。
簡単に言えば、ほんの少しだけ違う単語の
違いを認識するトレーニングです。
これにより、すこしだけ異なる音を区別し、
より正確に発音できるようになります。
似たような単語を違いが区別されるくらい
上手に発音できるようになった瞬間に
聞き取りもできるようになります。
一生懸命ヒアリングの練習だけしていても、
一生聞き取りができるようにはなりません。
一番大事なのは、
発音できるようになることです。
少なくとも日本の学校においては
この発音練習を
はずかしがることもあるのですが、
一生懸命練習してこなかったために、
小さいころから勉強しているわりに
話せる人が少ないのです。
英語発音実力アップに最適な録音と自己評価とは?
自分のスピーチを録音し、
ネイティブスピーカーと比較することは、
自己評価に役立ちます。
これは改善点を見つけるのに役立ちます。
自分の発音って自分で聞いてみると
意外に客観的に何がおかしいかわかります。
他人のおかしな発音は耳につくのと同じです。
これは騙されたと思って、
今すぐにでも自分の音声を聞いてほしいです。
百聞は一見に如かずです。
英語のリズム取得に最適:歌や韻を通して学ぶ方法
歌や韻を踏むことは、
発音を練習し、英語のリズムや流れに
慣れるための楽しい方法です。
楽しみながら勉強するという点では、
映画や動画を見る勉強方法と同じです。
英語には前後の音がつながる
リンキングがありますが、歌を聴く際、
そのリンキングがとても多くでてきて、
そのたびに「なるほど!」
と思える点が歌の利点です。
この「なるほど!」が大人になってから
英会話を学ぶ人たちには必要なのです。
子供たちが学ぶ頭の構造と違って
大人は理屈が重要でもあるので、
この「なるほど!」はとても重要です。
英語発音アプリを使う方法
英語の発音を上達させるために
特別にデザインされたアプリがたくさんあります。
最近私が使っているアプリなら
発音練習をすると、
A,B,Cの3段階で評価をしてくれます。
評価Aがでるとけっこううれしく
モチベーション維持にも役立ちます。
わたしは、みんちゃれというアプリをつかって
英会話の継続練習の工夫もしています。
必ず毎日5人程度のグループ内で
報告しあうだけのアプリなのですが、
毎日の報告の際はその日習った文章を
英語で音声入力しています。
これが、これが、ほんと、
うまく入力されませんが、
継続のモチベーションにもなりますし、
けっこう、いい仕組みだと感じいてます。
英語での音声入力による毎日の報告ですが、
一回でうまくいくと、とてもうれしいものです。
ちなみに、日本語の音声入力をしてみると
95%程度は正確に入力してくれるくらい
現在の音声入力の精度はあがっていますから、
スマホに分かってもらえる発音を
ぜひ目指してみましょう。
日本人が英語らしい発音取得に必須な定期的な練習
言語学習は継続が鍵です。
たとえ1日数分であっても、
定期的に練習することで、時間の経過とともに
大幅に改善される可能性があります。
語学に関しては
積み上げ学習の側面もあるので、
複利効果が期待できます。
たとえば、昨日より、2%よくなっている、
という状態を10日続けると
1.02x1.02x1.02x ... x1.02=1.22
と10日行っただけで
毎日たった2%の成長だとしても、
10日後には2割増しの力を
手に入れることになるのです。
ちなみに、100日、
つまり3か月程度つづけると、
1.02の100乗となり、
こたえは、7倍くらいになります。
現状の7倍の英語力を
身に着けてしまうんです。
だからこそ、勉強においては復習も
重要であることがよくわかります。
やっぱり必要な忍耐と持続
新しい言語、
特に発音が大きく異なる言語の習得には
時間がかかります。
日本語と英語はまさに
発音方法が大きく違う言語といわれます。
だからこそ、忍耐強く、
粘り強く続けることが大切です。
目標は必ずしも
アクセントをよくすることではなく、
明確に理解されること
であることを忘れないでください。
明瞭なコミュニケーションを目指しながら、
自分の独特のアクセントを受け入れ、
とにかくうまく
コミュニケーションできるようになることで、
よりモチベーションがあがっていきます。
思いたった時がやり時です